日本企業の「DX」の立役者が、意外にも「紙の本」からの情報収集を大事に考える理由
── 最後に、高橋さんの今後のビジョンを教えてください。
今後注力したいのは後継者の育成です。ベンチャー経営においては離陸も大変だけれど着陸も同じくらい大変だといわれます。私は今年50歳を迎えました。ブレインパッドがデータ活用のフロンティア企業であり続けるためにも、会社の未来を託せる人材を育てていきたいと考えています。
高橋 隆史
株式会社ブレインパッド代表取締役社長
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。新卒として日本サン・マイクロシステムズ株式会社(現:日本オラクル株式会社)に勤務後、フリービット・ドットコム株式会社(現:フリービット株式会社)の起業参画を経て、日本企業のデータ活用を支援するべく2004年3月にブレインパッドを創業。代表取締役社長として、2011年9月に東証マザーズ、2013年には東証一部上場を成し遂げる。現在、一般社団法人データサイエンティスト協会代表理事、一般社団法人日本ディープラーニング協会理事、東京大学エクステション株式会社社外取締役を務める他、官公庁による各種研究・委員会活動等に識者として参画するなど、データ活用促進のためさまざまな対外活動にも従事。
flier編集部
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