- HOME
- コラム
- 中東から「今」を見る
- 「パレスチナ問題」は、再び忘れ去られてしまうのか?…
「パレスチナ問題」は、再び忘れ去られてしまうのか?... 2025年は中東和平の分水嶺になる
パレスチナ問題が解決すれば、国交のない隣国との和平への道筋が開かれるが、解決の見込みがない今、イスラエルは「自国を守れるのは自国だけ」という孤立感と焦りに駆り立てられている。それが過剰なまでの軍事行動につながっている。
パレスチナ問題はかつて「中東和平」の核心であった。
「中東和平」とは、狭義ではイスラエルとパレスチナ間の和平実現という意味だが、パレスチナ問題が解決すれば、地域に和平が訪れるという広義の意味もある。それが国際情勢の変化や当事者の不決断により、いつしか世間の関心を失い、中東和平の核心ではなくなったと思われていた。
しかし、イスラエル・ハマスの戦争により、逆説的ながらもいまだ核心部分であり続けていることが改めて認識された。
残念ながら、当事者の間でパレスチナ問題解決への機運は高まっていない。
「自分たちは未来志向」と常々口にするイスラエル人だが、その多くはハマスがイスラエルを奇襲した23年10月7日で思考が停止し、前に進む勇気はない。
また、ガザ地区を無惨なまでに破壊されたパレスチナ人にとっては、イスラエルを止められない国際社会への失望は深く、2国家解決への希望も失われている。
そんななかでレバノンやシリア情勢の変化によって、パレスチナ問題が再びかすみつつあることに懸念が広がる。
イスラエル社会を支える「社会契約」とは?...人質解放よりも戦争を選んだ、その「代償」 2025.01.29
ノーベル平和賞を狙う?...第2次トランプ政権の中東政策の行方 2024.11.19
イスラエルへの「ダブルスタンダード」に、今こそ国際社会が向き合うべき理由 2024.09.26
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
転勤無し/税務マネージャー「東京」年収~1000万円「世界5大会計事務所/外資クライアントメイン/在宅勤務有」
BDO税理士法人
- 東京都
- 年収600万円~1,000万円
- 正社員
-
転勤無し/外資系クラウドシステムの既存顧客担当営業「東京/大手中堅」
株式会社コンカー
- 東京都
- 年収800万円~1,500万円
- 正社員
-
外資製薬会社向けCRMシステムの運用保守支援/最寄り駅から徒歩10分圏内/経験者優遇/データ入力業務あり/年間休日最大125日
株式会社ビーネックステクノロジーズ
- 東京都
- 月給21万2,000円~55万円
- 正社員