- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 追い込まれたトランプが、自分で自分を恩赦する?
追い込まれたトランプが、自分で自分を恩赦する?
つまり「敗北を認めないトランプ」が社会の混乱を意図しているとして、憲法の規定に基づいて大統領職の停止をして自分が代行となるのです。その上で、「タダの人」になったトランプに対して、フォードがニクソンを恩赦した先例にならってトランプを恩赦するという可能性です。その上で、1月20日には、堂々と大統領の座をバイデンに引き渡すのです。
そうすれば、ペンスは短期間ではあるけれども、第46代大統領(代行?)として、トランプを退任に追い込み、その上で大統領制の権威と格式を守るために恩赦することで、評価としてはプラスマイナス・ゼロの形で、歴史に名前を残すことができます。社会も彼のことをある程度は理解するでしょうし、特に共和党のイメージダウンになることもないでしょう。
共和党としては、一気にトランプの影響力を消すことができて一石二鳥とも三鳥とも言える効果があります。
誰がどう幕引きする?
反対にトランプが故意に辞任して、ペンスに大統領権限を与えて自分を恩赦させるというストーリーになると、ペンスはダーティーな人物として歴史上永遠に記録されてしまいます。また共和党としても著しいイメージダウンになると思います。
ペンスが自分でクーデターを起こして、トランプをホワイトハウスから追放し、その上で恩赦して全てをチャラにする、そのシナリオの方が現実味はあると思います。
とにかく、このタイミングでの国防長官更迭というのは明らかに異常事態です。ペンスのクーデター説は、あくまで一つの思考実験に過ぎませんが、トランプ政権の幕引きは、本当に一筋縄ではいかないかもしれません。

アマゾンに飛びます
2025年2月25日号(2月18日発売)は「ウクライナが停戦する日」特集。プーチンとゼレンスキーがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争は本当に終わるのか
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
ニューヨーク市長をめぐる裏切りのドラマがリアルタイムで進行中 2025.02.19
トランプの政策に日本の現状を重ねて共感するのは、とんだお門違い 2025.02.12
石破首相は日米首脳会談でガザ難民受け入れ問題をスルーするべき 2025.02.06
「DeepSeekショック」の株価大暴落が回避された理由 2025.01.29
驚きの大統領就任演説、インフレ退治を約束したトランプ 2025.01.22
ロス山火事で崩壊の危機、どうなるアメリカの火災保険 2025.01.15
日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で勝負すればいい 2025.01.08
-
外資系顧客向けシステムエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
株式会社リファルケ
- 東京都
- 年収450万円~1,260万円
- 正社員
-
外資系企業のファシリティコーディネーター/未経験OK・将来の幹部候補/都内
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~36万円
- 正社員
-
「東京」外資系投資銀行のチーム秘書/土日祝休/年収350万円〜/コミュ力活かせる
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~30万円
- 正社員
-
「年350万〜476万」年休120日/土日祝休み/外資系金融企業の本社受付
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~34万円
- 正社員