米自動車販売、第1四半期は増加 トランプ関税控えSUVなど伸びる

大手自動車メーカー各社が1日発表した第1・四半期の米自動車販売は増加した。写真は2023年6月、カリフォルニア州サンフランシスコにあるリッチモンド港の駐車場。(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[1日 ロイター] - 大手自動車メーカー各社が1日発表した第1・四半期の米自動車販売は増加した。トランプ大統領が予定する自動車関税の発表を控え、ピックアップトラックやSUVの販売台数が前年同期比で伸びた。関税措置により車両の価格は数千ドル上昇する可能性がある。
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は17%急増し、メーカー別で首位となった。韓国製のシボレー・トラックスなど手頃な価格のクロスオーバーSUV(多目的スポーツ車)の需要に支えられた。
フォード・モーターの販売台数は1.3%減少した。一部の車種の生産中止などが響いた。
一方、トヨタ自動車の北米部門トヨタモーター・ノースアメリカ(TMNA)は約1%増加。
他のアジア勢でも、韓国の現代自動車のほか、マツダ、ホンダが増加した。
米電気自動車(EV)大手テスラは2日に、第1・四半期の納入台数の減少を発表するとみられる。
調査会社コックス・オートモーティブは、第1・四半期の米国の新車販売台数が全体で0.6%増の379万台になると予測している。
こうした中、オークションサイトのオーナー、ダグ・デムーロ氏は関税について「多くの車両の価格がほぼ必然的に一夜にして大幅に上昇するだろう。そしてそれが売り上げの減少を招くことは間違いない」と指摘。
コックスは、自動車関税の発効によりインフレが上昇する可能性があり、これが「2025年の新車販売台数の抑制につながる公算が大きい」と述べた。