イラン核開発巡る新たな合意不成立なら軍事衝突「ほぼ不可避」=仏外相

FILE PHOTO: Military personnel stand guard at a nuclear facility in the Zardanjan area of Isfahan, Iran, April 19, 2024, in this screengrab taken from video. WANA (West Asia News Agency) via REUTERS/File Photo
[パリ 2日 ロイター] - フランスのバロ外相は2日、主要国が2015年のイラン核合意に代わる新たな取り決めを迅速に締結できなければ、軍事衝突は「ほぼ避けられない」と警鐘を鳴らした。
マクロン大統領はイランの核開発問題について関係閣僚や専門家と協議。バロ氏がその後に行ったこの発言は、イランに再び外交交渉のテーブルに着くことを迫る意図があるとみられる。
今年10月にイラン核合意を承認した国連安全保障理事会決議が失効するのを前に、欧州主要国は夏までにイランのウラン濃縮活動を制限する合意を達成できるよう、外交的な道筋を付けようとしている。
バロ氏は「チャンスの窓は狭い。(2015年の)合意が効力を失うまで数カ月しかない。(新たな合意成立に)失敗すれば軍事衝突はほとんど不可避に見受けられる」と語った。
欧州諸国が懸念しているのは、トランプ米大統領の強硬姿勢だ。トランプ氏は核問題で合意できなければイランを攻撃する可能性を示唆し、イランの最高指導者ハメネイ師が強く反発する事態となっている。