- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- この2年ですっかり民主党のキーパーソンとなった、オ…
この2年ですっかり民主党のキーパーソンとなった、オカシオコルテスの存在感
バイデン候補はAOCを自陣営における「気候変動タスクフォース」の共同議長に指名しています。共同というのは、2人いる議長が共同で議論をリードするという意味であり、もう1人はジョン・ケリー元国務長官(2004年の大統領候補)です。ケリー氏にはどちらかと言えば、環境外交の視点が期待されているようで、AOCには国内政策の取りまとめが期待されています。
この環境政策ということでは、AOCはすでに「GND(グリーン・ニュー・ディール)」という政策パッケージを持っており、不成立となったものの、法案化までしていました。ですが、それはあくまで「コロナ以前」のものでした。今回、AOCに期待されているのは「コロナ危機とそれ以降」の問題としての「環境政策」ということになります。
そこで、AOCとしては、あくまでコロナの影響で抑制された化石燃料消費について「現状を凍結」する努力を打ち出すのか、それとも「環境と経済の両立」をさせながら「コロナ不況からの経済回復の道筋」を具体的な政策として打ち出していくのか、そこが大きな注目点になると思います。
そこでAOCが出しゃばり過ぎると、バイデン陣営の政策が左に寄り過ぎて中道票を失う可能性があります。反対にAOCの政策が骨抜きにされれば、ミレニアル票は失望してしまい、2016年にサンダース派の多くが棄権してトランプを勝たせた失策の二の舞になるかもしれません。いずれにしても、今回の予備選勝利で勢いづくAOCの動向に注目していきたいと思います。
【話題の記事】
・東京都、新型コロナウイルス新規感染55人を確認 小池知事「職場で集団感染が発生」
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・サザンオールスターズ横浜アリーナ無観客ライブ配信は「ウィズコロナ」の音楽ビジネスを切り開くか?
・韓国、日本製品不買運動はどこへ? ニンテンドー「どうぶつの森」大ヒットが示すご都合主義.
ロス山火事で崩壊の危機、どうなるアメリカの火災保険 2025.01.15
日鉄はUSスチール買収禁止に対して正々堂々、訴訟で勝負すればいい 2025.01.08
日本企業の国内軽視が招いた1人当たりGDPの凋落 2024.12.25
日産とホンダの経営統合と日本経済の空洞化を考える 2024.12.18
医療保険CEO銃殺事件が映すアメリカの現在 2024.12.11
二期目のトランプと「現実世界」を繋ぐのは誰か? 2024.12.04
日本とアメリカの現状否定票、その共通点と相違点 2024.11.27
-
港区 営業アシスタント「海外ネットワークを持つ外資系総合商社」フレックス/残業月10h/年休120日
コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド
- 東京都
- 年収500万円~550万円
- 正社員
-
一般事務/メーカー 残業なし/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
貿易事務/流通関連 駅チカ/外資系企業/20-30代活躍中
株式会社スタッフサービス ミラエール
- 東京都
- 月給20万6,000円~
- 正社員
-
経験5年必須/プリセールス/年商250億円企業/リモート可/外資系企業
SAI DIGITAL株式会社
- 東京都
- 年収400万円~750万円
- 正社員