戦うべき敵は欧米コンプレックス
しかし、それだけ論理的にも、エビデンス的にも破綻しているのに、ほとんどのインテリたちが自信をもって、政府の方針を批判できるのか。私には、欧米コンプレックスから来ているとしか思えない。欧米と日本のやり方が違えば、日本のやり方が間違っているという前提、先入観に支配されているとしか思えない。
しかも、結果は今のところ、日本のほうが相対的に圧倒的にましである。欧米の失敗から学ぶのはどんどん学べばよい。しかし、失敗例をそのまま理想としてまねしろ、というのは狂気の沙汰としか思えない。
狂気でないとすればコンプレックスだろう。
それ以外に解答が見つからない。
*この記事は「小幡績PhDの行動ファイナンス投資日記」からの転載です
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