Netflixが真面目に宣伝さえすれば...世界一の名作ドラマは是枝監督『阿修羅のごとく』で間違いない
“Asura” Is Already the Best New Show of 2025
(写真左から)綱子、咲子、巻子、滝子の4人は父の浮気や、自らの恋人や夫との関係に悩みもがく NETFLIXーSLATE
<70歳を超えた父の不倫を前にした四姉妹の淡々としたリアクションは、日本社会が強いる「波風を立てないこと」への反乱だ──(レビュー)>
2025年はまだ始まったばかりだが、もしかするとネットフリックスで配信中の是枝裕和の監督作品『阿修羅のごとく』は今年一番の名作ドラマかもしれない。足りないのは、この作品を世に知らしめるネットフリックスの努力だけだ。
『阿修羅のごとく』は、竹沢家の4姉妹の苦悩を通し、家族や裏切り、そして1970年代の日本を温かく、かつ鋭い視線で描いた作品だ。是枝の視線は穏やかで冷静で、話を性急に進めることなく彼一流のやり方でストーリーが語られていく。
どの場面も昔のポラロイド写真を思わせる光に包まれ、古いアルバムの家族写真に写った家の中にいるようだ。是枝のこれまでの作品や、家族を描くことへのこだわりを知っている人であれば、なるほどと思える映像だ。
物語は、70歳を超えた父親の恒太郎(國村隼)が何十歳も年の離れた女と関係を持っていると、三女の滝子(蒼井優)が姉妹たちに伝えるところから始まる。恒太郎は妻のふじ(松坂慶子)と2人暮らしだが、週2回、仕事に行くと言って外出し、女と幼い息子の元に通っていたのだ。
滝子は母に伝えるべきだと主張するが、長女の綱子(宮沢りえ)と次女の巻子(尾野真千子)は、事を荒立てるべきではないと考える。ちなみに綱子は夫を亡くしており、彼女自身、仕事先の店の主人との不倫関係が発覚するのを恐れている。
巻子は、夫の鷹男(本木雅弘)と若い秘書との関係を疑っている。末っ子の咲子(広瀬すず)は、滝子に反発するばかりだ。
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