- HOME
- コラム
- 欧州インサイドReport
- 強硬右派ポピュリスト政党「改革英国」、支持率が労働…
強硬右派ポピュリスト政党「改革英国」、支持率が労働党に1ポイント差...英政治はなぜ「崩壊」した?
男性では「改革英国党30%」対「労働党27%」
65歳以上の高齢者層では引き続き保守党の人気が最も高く35%。改革英国党は30%と猛追する。女性は労働党と保守党が25%対25%。男性では改革英国党30%対労働党27%だった。改革英国党の台頭を抑えるための保守党のケミ・ベーデノック新党首の右旋回戦略は奏功していない。
ドナルド・トランプ次期米大統領との蜜月ぶりを誇示する米テスラ、スペースXの最高経営責任者(CEO)イーロン・マスク氏は自らが所有するXで「6年間、検察トップを務めた時に『英国の国家的』レイプに加担したスターマー氏は辞任せよ」と糾弾している。
意気投合するトランプ氏とファラージ氏に対し、トランプ氏とスターマー氏の相性は最悪だ。第二次大戦以来の英米「特別関係」はスエズ危機やベトナム戦争、グレナダ侵攻でも利害が対立したものの、トランプ・スターマー時代に再び危機を迎える恐れが現実味を増す。

アマゾンに飛びます
2025年4月1日号(3月25日発売)は「まだ世界が知らない 小さなSDGs」特集。トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
プーチンに、本気で停戦する気はある? 欧州側にも欠けている、和平実現の「要のピース」とは 2025.03.15