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「反人種差別教育が足りないですか?」私の白い肌をべた褒めする3歳の息子が心配
PHOTO ILLUSTRATION BY SLATE. PHOTOS BY GETTY IMAGES PLUS-SLATE
<「パパの茶色い肌は好きじゃない」──夫と義理の両親はヒスパニック系です。義父母や保育園の友達にも、同じようなことを言うのではないかと考えると心が痛みます>
Q:3 歳の息子の口癖にとても困惑しています。「ママ、白いお肌がきれいだね」と私を繰り返し「褒める」ようになったのです。私たち夫婦は、外見よりも中身を褒めるほうが思いやりを示せること、どんな肌の色も美しいこと、あらゆる人は平等なのに有色人種は不公平な扱いを受けていることを伝えて息子の考えを改めようとしました。ところが息子は、パパの茶色い肌は好きじゃないとまで言うようになりました。
夫と義理の両親はヒスパニック系です。義父母や保育園の友達にも、息子が同じようなことを言うかもしれないと考えると心が痛みます。息子には人種がテーマのものを含め、多様な登場人物の出てくる絵本をいろいろ読み聞かせるなどしていますが、響いていないようです。
私は「白人の罪悪感」を息子に植え付けようとしているのか、それとも反人種差別教育がまだ足りないのか、分からなくなってしまいました。