- HOME
- コラム
- 人生相談からアメリカが見える
- 「反人種差別教育が足りないですか?」私の白い肌をべ…
「反人種差別教育が足りないですか?」私の白い肌をべた褒めする3歳の息子が心配
A:反人種差別教育への心掛けは立派です。でもまずは落ち着いて深呼吸してください。息子さんはまだ3歳です。パパの枕元で白人至上主義のスローガンを叫び始めるにはまだ早い。それに人種と人種差別の概念は複雑で、大人でさえ理解するのに苦労します。
なぜパパの肌の色が嫌いなのか、息子さんに尋ねてみましたか? 単に茶色が嫌いなら、幼児にはよくあること。人種差別的なこと言うようなら、どこかで影響を受けてきたのでしょう。息子さんを注意深く観察してみてください。たとえ聞いていないように見えても、子供は大人が話していることから影響を受けるものです。
あなたの方向性は間違っていないと思います。引き続き息子さんを教育しつつ、交友関係に目を配ってください。そして自分を責めるのはやめてください。あなたのような親が増えれば、アメリカはもっと安全で楽しい場所になるはずです。
©2021The Slate Group
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら