ウクライナ軍をクルスク州のほぼ全域から排除=ロシア軍

4月19日、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は、西部クルスク州のほぼ全域からウクライナ軍を排除したと語った。写真は、ロシア軍のミサイル攻撃現場で作業する救助隊員ら。3月7日、ウクライナのハリコフで撮影(2025年 ロイター/Vitalii Hnidyi)
[19日 ロイター] - ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は19日、西部クルスク州のほぼ全域からウクライナ軍を排除したと語った。
プーチン大統領に対する戦況報告の中で「(ウクライナによって)侵攻された地域の大部分は現在片付いている」と説明。「それは1260平方キロメートル、99.5%だ」と述べた。
ロイターは戦況を独自に確認することができなかった。
ゲラシモフ氏によれば、ウクライナは国境を接するクルスク州のオレシニャ村とゴルナル村の周辺、わずか3平方キロを掌握するにとどまっている。
ロシア国防省は19日、ウクライナからオレシニャ村を奪還したと発表した。
また、ウクライナはクルスク州の南に位置するロシアのベルゴロド州に新たな攻勢をかけている。ゲラシモフ氏はプーチン氏に対し、ウクライナ軍の攻撃をうまく抑えられていると報告した。