全米で数千人規模の反トランプ政策デモ、「王政いらない」

全米各地で4月19日、トランプ大統領の政策に反対する数千人規模の抗議集会が行われ、移民らの強制送還、政府職員の解雇、パレスチナ自治区ガザやウクライナでの戦争を巡り声を上げた。同日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Caitlin Ochs)
Kanishka Singh
[ワシントン 19日 ロイター] - 全米各地で19日、トランプ大統領の政策に反対する数千人規模の抗議集会が行われ、移民らの強制送還、政府職員の解雇、パレスチナ自治区ガザやウクライナでの戦争を巡り声を上げた。
首都ワシントンのホワイトハウス周辺では、デモ参加者らが「労働者が力を持つべき」、「王政はいらない」、「イスラエルへの軍備増強をやめろ」、「適正手続きを」などと書かれた横断幕を掲げた。
また、強制送還された移民らのほか、トランプ氏が補助金停止の可能性を警告する大学への連帯を訴え、シュプレヒコールを上げる人もいた。
またワシントン記念塔のそばでは「憎しみが国を偉大にしたことはない」、「全ての人に平等な権利を与えることは、あなたの権利を減らすことを意味しない」というメッセージも見られた。
トランプ氏就任後、全国的なデモは2回目で、ニューヨークやシカゴなどでも行われた。