ネタニヤフ氏「ガザ攻撃始まりにすぎず」、停戦交渉は砲火の下で継続

イスラエルのネタニヤフ首相は18日、イスラム組織ハマスに対する軍事的圧力は人質解放のための「不可欠な条件」との考えを示し、パレスチナ自治区ガザで再開したハマスを標的とした大規模攻撃はまだ始まりにすぎないと述べた。写真は2月、米ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[エルサレム 18日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は18日、イスラム組織ハマスに対する軍事的圧力は人質解放のための「不可欠な条件」との考えを示し、パレスチナ自治区ガザで再開したハマスを標的とした大規模攻撃はまだ始まりにすぎないと述べた。
イスラエルとハマスが1月に合意した停戦の延長交渉が膠着する中、イスラエルは18日未明、ガザ地区で大規模な空爆を実施。400人以上が死亡し、ハマスは停戦合意違反と非難している。
ネタニヤフ首相は記者会見で、停戦回復に向けた交渉は「砲火の下でのみ」継続すると表明。イスラエルの目標達成を阻止するものは何もないとし、ハマスが脅威でなくなるまで作戦を継続すると述べた。