ロシア外相、イラン大統領らと会談 核問題巡り立場一致
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ロシア外務省は、ラブロフ外相(写真左)がイランのペゼシュキアン大統領(同右)とアラグチ外相とテヘランで25日会談し、イランの核問題を巡る立場で一致したと発表した。提供: Iran's Presidential website/WANA (West Asia News Agency)(2025年 ロイター)
[モスクワ 25日 ロイター] - ロシア外務省は、ラブロフ外相がイランのペゼシュキアン大統領とアラグチ外相とテヘランで25日会談し、イランの核問題を巡る立場で一致したと発表した。
会談では2国間や地域の幅広い問題について協議した。
同省は「イランの核プログラムに関する『包括的共同行動計画(JCPOA)』を巡る状況について立場が一致した」と述べた。
ロシアは米国、中国、フランス、英国、ドイツと共に2015年のJCPOA(イラン核合意)に署名した。同合意はイランの核開発制限と引き換えに同国に対する制裁を解除する内容だった。
ラブロフ氏はこれより先、ロシアはイランの核開発を巡る問題を解決するための外交的手段がまだテーブルの上にあると確信していると述べた。