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米国際開発局の閉鎖に着手、マスク氏「修復不能」 効率化の一環

2025年02月03日(月)15時36分

 2月3日 イーロン・マスク氏(写真)は3日、米国際開発局(USAID)の閉鎖に取り組んでいると述べた。写真は1月20日、米ワシントンで代表撮影(2025年 ロイター)

David Shepardson Chris Sanders

[ワシントン 2日 ロイター] - イーロン・マスク氏は3日、米国際開発局(USAID)の閉鎖に取り組んでいると述べた。トランプ大統領が打ち出した政府効率化の一環。

マスク氏はXで行った対談で、自身が責任者を務める政府効率化省(DOGE)について語った。冒頭、USAIDの閉鎖に取り組んでいると発言。「もう修復不可能だ」とし、閉鎖にはトランプ氏も同意していると続けた。対談には共和党の大統領候補指名争いに参加したビベック・ラマスワミ氏と共和党のジョニ・アーンスト上院議員も参加した。

USAIDは世界最大の援助資金供与組織。2023会計年度には、紛争地域における女性の健康から、清潔な水へのアクセス、HIV/AIDS治療、エネルギー安全保障、腐敗防止活動まで、世界中で約720億ドルの援助を拠出した。24年には国連が追跡する人道援助のうちおよそ42%を提供している。

ロイター
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