NY外為市場=ドル、対スイスフランで下落 関税懸念の高まり示唆

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルは安全資産のスイスフランに対して下落した。(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルは安全資産のスイスフランに対して下落した。トランプ米大統領の貿易相手国に対する広範囲な関税措置を受け、世界的な景気後退(リセッション)懸念は依然高まっている。
ドルは対スイスフランで0.44%安の0.85720フラン。一時、6カ月ぶりの安値を記録した。
ドルは他の安全通貨に対しては序盤の下落から反転し、午後の取引では、対円で0.53%高の147.660円となった。
欧州連合(EU)は7日、一部の米国輸入品に対する報復関税の徴収を来週から開始すると発表した。
ユーロは0.35%安の1.092800ドル。取引序盤に、0.7%高の1.1050ドルを付ける場面もあった。
ポンドは対ドルで1.3%下落。一時、1カ月ぶり安値となる1.27125ドルを付けた。
主要通貨に対するドル指数は、取引序盤に弱含んだものの、終盤では0.6%高に転じた。
一般的にドルは安全資産として知られているものの、関税措置を巡る不確実性と米国の経済成長に与える影響への懸念から、その地位は低下しつつある。
マッコーリーのグローバル外為・金利ストラテジスト、ティエリー・アルバート・ウィズマン氏は、ユーロやポンド、カナダドルのような外国通貨に不安定な弱さが見られるものの、「世界の準備通貨としてのドルに対する信頼が失われる可能性が基本的な基調としてある」と述べた。
リスクに敏感な豪ドルとニュージーランドドルのほか、スウェーデンクローナ、ノルウェークローネがいずれも対ドルで下落した。
豪ドルは1.025%安の0.59835米ドル付近。ニュージーランドドルは1.08%安の0.55355米ドルとなった。
ドル/円 NY終値 147.84/147.85
始値 146.23
高値 148.14
安値 146.14
ユーロ/ドル NY終値 1.0904/1.0905
始値 1.0956
高値 1.0990
安値 1.0902
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