中国若年失業率、2月は16.9% 2カ月連続で上昇

中国国家統計局が20日発表した2月の16─24歳(学生を除く)の都市部若年失業率は16.9%と、1月の16.1%から上昇した。写真は2024年2月、北京で開かれたジョブフェアで撮影(2025年 ロイター/Ellen Zhang)
[北京 20日 ロイター] - 中国国家統計局が20日発表した2月の16─24歳(学生を除く)の都市部若年失業率は16.9%と、1月の16.1%から上昇した。上昇は2カ月連続となった。
25─29歳の失業率も6.9%から7.3%へと上昇。30─59歳の失業率も4.0%から4.3%に上昇した。
統計局が17日に発表したデータによると、2月の全体の都市部失業率は5.4%に上昇し、2年ぶりの高水準だった。
若年失業率が23年6月に過去最高の21.3%を記録したのを受け、中国は若年層のデータ公表を中止。同年12月に学生を除外する方法に変更して公表を再開した。
失業率は、職探しを諦めた求職者を考慮しておらず、農村部の失業も含まれていない。