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スイス中銀、24年に12億フラン相当の外貨を購入 介入大幅減
2025年03月18日(火)16時29分

3月18日、スイス国立銀行(中央銀行)は2024年の外貨購入額が12億スイスフラン(13億6000万ドル)相当になったと発表した。写真は1月、ベルンのスイス中銀本部で撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)
[チューリヒ 18日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)は18日、2024年の外貨購入額が12億スイスフラン(13億6000万ドル)相当になったと発表した。インフレ抑制を受け、介入を大幅に減らした。
23年には輸入物価の上昇に対抗してフランを押し上げようとしたため、外貨を1329億フラン相当売却していた。
中銀は「22年と23年に金融環境を引き締めるために外貨を売却したが、23年12月の金融政策評価では外貨売却にこれ以上重点を置かないと発表した」と説明している。
24年中にスイスのインフレ率は1.1%で推移し、中銀目標の0─2%の中間に収まった。