ファーストリテに不正アクセス、取引先など従業員情報漏えいの恐れ

3月18日、ファーストリテイリングは情報システムが第三者による不正アクセスを受け、同社や取引先の従業員の個人情報の一部が漏えいした恐れがあると発表した。写真はユニクロのロゴ。2023年1月、都内で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 18日 ロイター] - ファーストリテイリングは18日、情報システムが第三者による不正アクセスを受け、同社や取引先の従業員の個人情報の一部が漏えいした恐れがあると発表した。「ユニクロ」や「ジーユー」のオンラインストアや店舗の顧客情報は含まれていないという。
2024年9月に情報システムへの不正アクセスを検知し、直ちに当該システムの通信経路を遮断し、稼働を停止した。その後、第三者機関による調査により同システムのネットワーク設定変更時に不備があったことが分かったほか、同社や取引先の従業員の個人情報が漏えいした可能性があることが判明した。
対象者にはすでに電子メールで連絡済み。ファーストリテイリングは「より一層のセキュリティ強化と安全性の確保に努める」としている。