マツダ、電池投資を半減 自前調達から他社と協業へ

3月18日 マツダは18日、自前で調達することを想定していた電池について、他社との協業を活用することで投資額を7500億円から半減させると発表した。写真は2月18日、オランダ・アーネムで撮影(2025年 ロイター/Piroschka van de Wouw)
[東京 18日 ロイター] - マツダは18日、自前で調達することを想定していた電池について、他社との協業を活用することで投資額を7500億円から半減させると発表した。2030年までに1兆5000億円を計画していた電動化投資はインフレで2兆円規模に膨らむ見通しだったが、従来の額に抑えられるという。
27年に導入予定の電気自動車(EV)は、協業を通じて開発費を従来比40%、開発工数を50%削減する。国内で生産し、世界に展開する。
生産は既存の設備を活用する。EVとエンジン車を混流生産することで、専用工場を新設する場合と比較して初期投資を85%削減、量産の準備期間を80%短縮する。