米国株式市場=反発、ダウ485ドル高 貿易摩擦緩和に注目

米国株式市場は値動きの荒い展開の中、反発して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
Johann M Cherian Sukriti Gupta Chibuike Oguh
[5日 ロイター] - 米国株式市場は値動きの荒い展開の中、反発して取引を終えた。米国と主要貿易相手国の貿易摩擦が緩和される見通しが好感された。
株価は経済指標が強弱まちまちの内容となったことや貿易戦争を巡る懸念から一時下落していが、トランプ大統領がカナダとメキシコに対する関税に関連し、北米製の自動車については関税導入を30日間延期することを検討しているとの報道を受けてプラスに転換。
その後、ホワイトハウスの発表で、延期が確認されると上げ幅を拡大した。
サルマヤ・パートナーズのワシフ・ラティフ最高投資責任者(CIO)は「われわれは関税のジェットコースターに乗っている」と指摘。
「経済データや連邦準備理事会(FRB)などは今のところ背後に追いやられているようだ。これらの政策が長期的にどのような影響を及ぼすか、そして市場がそれにどう反応しているかを想起させる」と述べた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 43006.59 +485.60 +1.14 42518.37 43135.92 42418.73
前営業日終値 42520.99
ナスダック総合 18552.73 +267.57 +1.46 18312.97 18604.47 18144.73
前営業日終値 18285.16
S&P総合500種 5842.63 +64.48 +1.12 5781.36 5860.59 5742.35
前営業日終値 5778.15
ダウ輸送株20種 15551.96 +173.59 +1.13
ダウ公共株15種 989.24 -7.85 -0.79
フィラデルフィア半導体 4700.79 +96.29 +2.09
VIX指数 21.93 -1.58 -6.72
S&P一般消費財 1692.42 +29.06 +1.75
S&P素材 553.15 +14.19 +2.63
S&P工業 1131.25 +17.69 +1.59
S&P主要消費財 911.38 +3.93 +0.43
S&P金融 834.20 +5.20 +0.63
S&P不動産 272.56 +2.72 +1.01
S&Pエネルギー 649.95 -9.97 -1.51
S&Pヘルスケア 1741.65 +17.33 +1.01
S&P通信サービス 347.90 +5.13 +1.50
S&P情報技術 4315.45 +59.11 +1.39
S&P公益事業 391.78 -2.69 -0.68
NYSE出来高 13.26億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 37700 + 280 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 37695 + 275 大阪比