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日経平均は続伸で寄り付く、半導体関連しっかり トランプ警戒くすぶる

2025年01月22日(水)09時21分

 1月22日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比327円24銭高の3万9355円22銭と続伸してスタートした。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 22日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比327円24銭高の3万9355円22銭と続伸してスタートした。トランプ米大統領が人工知能(AI)向けの巨額な民間投資を発表するとの報道を受けて米国市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いでいる。一方、トランプ氏による高関税政策への警戒感はくすぶっている。

指数への寄与度の高い半導体関連は、東京エレクトロン、アドバンテストが堅調。ソフトバンクグループは買い気配。トランプ氏は21日、ソフトバンクグループ、米オープンAI、米オラクルの3社が人工知能(AI)インフラに大規模投資を行うと発表した。3社は「スターゲート」と呼ぶ合弁事業を立ち上げ、5000億ドルを投資する計画。

一方、高関税政策を巡っては、トランプ氏がカナダとメキシコからの輸入品に25%の関税を課すことを検討していると就任後に述べたことに加え、中国からの輸入品に2月1日から10%の関税を課すことを検討していることなども伝わった。

主力株はトヨタ自動車、ソニーグループが堅調。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小安い。

ロイター
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