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日米外相、ロ朝の連携や中国の対ロ防衛産業支援巡る懸念を協議
2025年01月22日(水)12時59分
1月21日、岩屋毅外相(写真)は、訪問先のワシントンでルビオ米国務長官と会談し、東アジアの安全保障情勢を踏まえると、日本は防衛力を強化する以外に選択肢はないと述べた。写真は米ワシントンで撮影(2025 ロイター/Elizabeth Frantz)
[ワシントン 21日 ロイター] - 米国務省の発表によると、ルビオ米国務長官と岩屋毅外相は21日、北朝鮮とロシアの政治・安全保障面の連携を巡る懸念について協議した。
ロシアの防衛産業基盤に対する中国の支援についても話し合った。
北村俊博外務報道官によると、岩屋外相は訪問先のワシントンでルビオ長官と会談し、防衛力強化を継続する方針を伝えた。また、日本企業が不安なく投資できる環境の整備も要請した。
トランプ大統領の返り咲きを受け、米政府が同盟国に防衛費のさらなる増額を求めるとの見方が強まっている。
日本政府は中国の軍事力拡大や北朝鮮を巡る懸念を背景に、防衛力強化に取り組んでいる。
岩屋氏は、東アジアの安全保障情勢を踏まえると、日本は防衛力を強化する以外に選択肢はないと述べた。
同氏は国家安全保障担当のウォルツ大統領補佐官とも会談した。