中国製EV価格、即時変更の公算小 EUの追加関税でも

欧州連合(EU)欧州委員会は4日、中国から輸入する電気自動車(EV)に最大45%の関税を課すことを採決で決定したが、対象となる自動車の価格が直ちに変更される公算は小さいとみられる。自動車メーカー各社が明らかにした。(2024年 ロイター/Toya Sarno Jordan)
[パリ/ミラノ 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は4日、中国から輸入する電気自動車(EV)に最大45%の関税を課すことを採決で決定したが、対象となる自動車の価格が直ちに変更される公算は小さいとみられる。自動車メーカー各社が明らかにした。
複数のEU筋によると、採決では加盟国のうち10カ国が賛成し、5カ国が反対票を投じた。棄権が12カ国だったという。
中国大手の上海汽車(SAIC)傘下のMGモーターは4日、投票前の声明で、EUの投票結果がフランスにおける同社の年内のEV価格に影響することはないと言明。
事情に詳しい情報筋によると、当面はイタリアでも価格変更は行わず、同国での販売の最大化に向けた潜在的な措置を時間をかけて評価するという。価格決定は月ごとに行う予定。
関係筋がロイターに述べたところでは、中国EV大手の比亜迪(BYD)も、年末までイタリアでの販売価格を据え置く見通し。