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「コロナ対策でAIは期待はずれ」米ゲノム学の権威Eric Topol医師
これに対し同医師は「コロナ感染に遺伝子が関係していることを示す症例はあります。ただ数が少な過ぎます。自分の遺伝子情報を解析している人の数自体が、まだまだ少な過ぎるのです」と言う。
オーダーメイド医療もダメ。AIも役に立たない。医療はコロナにどう立ち向かえばいいのだろうか。
同医師は「ユニバーサルワクチンを開発すべきだ」と言う。コロナウイルスは変異株が次々と登場している。1つのウイルスに対処するワクチンではなく、ウイルスが変異しても対処できるワクチンを開発する必要がある、というわけだ。ちなみに「ユニバーサルワクチンの開発には、AIが大きく貢献することになる」と同医師は指摘する。
ユニバーサルワクチンに関して同医師は「Variant-proof Vaccines invest now for the next pandemic(変異株に負けないワクチン 次のパンデミックに備えて投資すべき)」という意見を、学術誌ネイチャーに今年2月に発表したという。
【著者からのお知らせ】Eric Topol医師は5月18-19日開催の無料のオンラインイベントExaForum2021に登壇することが確定しました。
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