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ウエアラブル新時代はビジュアルではなく音声ARから
事実、Amazonは既に、動き出している。
Echo Loopというスマートリングを米国内限定で一部招待客相手に予約発売を開始した。
AIスピーカーAmazon Echoに搭載されているAIアシスタントのAlexaが搭載されている指輪なので、AIスピーカーにできることは、ほぼなんでもできるもよう。
指輪をタップするだけで、電話をかけることができる。スーパーで買い物中に、買い物リストに何が載っているのかをAlexaに質問できる。
Alexaなので、百科事典のように何でも知ってるし、質問に答えてくれる。自宅の家電機器をAlexaでコントロールできるように設定しているのであれば、帰宅途中に「リビングの電気をつけて」と指輪に向かって言えば、自宅に到着する前に照明をつけておくことが可能らしい。
Appleも負けてはいない。Appleのイヤホンの最新版AirPos Proには、外の音を聞けるトランスペアレントモードと外の音をシャットアウトするノイズキャンセリングモードがあり、トランスペアレントモードにしていると、イヤホンをつけているのを忘れるぐらいだと言う。もちろんAIアシスタントのsiriが搭載されているので、ある友人は「これがまさに拡張現実のウエアラブルだ」と感想を述べてくれた。
AirPods Proは大変な人気で、今注文すると配達されるのは1ヶ月後ぐらい。オンラインショップでは、プレミア価格で販売されていたりする。
Airpodsの出荷台数は、2020年には前年比50%増の9000万台に到達するという予測もある。
今後Appleは、AirPods Proに体温センサー、心拍センサーなどを搭載するという噂もあり、ますます高性能のイヤホンに進化しようとしているようだ。
「今年こそウエアラブル元年」、「今年こそVR、AR元年」と言われ続けて久しい。実は、時代変化の波は、静かにやってきているのかもしれない。
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