ベトナムと日本人
よさこいフェスティバルがベトナムのイオンモールで開催!
ベトナムではよさこいが盛んでいくつもの団体があり、イベントが行われています。
しかし2020年から新型コロナの影響ですべてのイベントが行わない状況が続いていましたが、
ベトナムの新型コロナ第4波が収束してから26日目の4月25日、ハノイのイオンモール ハドン店でよさこいフェスティバル2021が開催されました。
私の友人がイベントの主催代表で、彼は長年ハノイのよさこいシーンを盛り上げてきました。
残念ながら日本の新型コロナ感染拡大の影響で、本家である高知県での今年のよさこい祭りは中止が決定してしまいましたが、
約1年ぶりにこの日はベトナムのよさこいを見る事が出来て感動した一日でした。
会場のイオン ハドン店
(筆者撮影)
イオンモールはベトナムに2014年から出店を開始していて、ベトナムに6店舗を展開。現在ハノイには2店舗あります。
さらに2021年現在ではハノイ市ホアンマイに店舗建築中で、2022年にオープン予定です。
今回会場だったイオンモール ハドン店(AEON MALL Hà Đông)は2020年にオープンした新しい店舗。
ベトナムのイオンモールでも、イオンのリテールブランド品を買えるし、日系のショップやレストランは入っているし(丸亀製麺・カプリチョーザ・コーナン・メガネのプリンス等)、接客は日本流が徹底されていて、快適なショッピングを楽しめます。
また映画館もありショッピングも含めたエンターテイメントの場所となっています。
日本にもある(あった?)週末にはイオンへ遊びに行こう!という感覚がベトナムにも浸透しています。
イオンはベトナムで大人気で、週末になると日本以上の賑わいを見せています。
(筆者撮影)
実は私はイオンのハドン店は初入店。わくわくします...!
(筆者撮影)
イオンでは入店時には体温チェックを行われ、必ず手の消毒を行います。
ベトナムは新型コロナの収束に成功していますが、現在は第四波の収束26済みだからなのか、他のショッピングモールのVincomやロッテデパートへ行っても体温測定まで行っていない事があります。
入店してすぐ目の前に食料品売り場がありとても賑わっていました。
(筆者撮影)
また、食料品売り場近くにあるフードコートは大賑わいでテーブルの空きが全くありません!すごい盛況ぶりです!
(筆者撮影)
さて、エスカレーター近くのイベント広場がよさこいフェスティバルの会場です。
会場に近づくと一般客の中に出演待ちのよさこいチームのメンバーが多くいて、イベントのワクワク感が高まります。
(筆者撮影)
「仲間」と書かれた法被を着たよさこいチームが、他のチームの演舞を見ています。
(筆者撮影)
演舞の前にMCがチームを紹介します。
(筆者撮影)
きれいな衣装に、オリジナルな楽曲で演武をしています。
観客がとても多く、良い場所に行って撮影する事が不可能でした。
(筆者撮影)
よさこいにベトナムの伝統的な衣装や音楽を入れ込んで演舞するチームもあり、とても興味深い。
(筆者撮影)
(筆者撮影)
(筆者撮影)
20代の若者が殆どのベトナムのよさこいシーンはとても元気がありまだまだ広がりを見せそうです。
チームのメンバーを見ると日本の文化やポップカルチャーが好きそうな若者が目立ちます。
日本のよさこいシーンとも繋がりがっていて、ベトナムからゲストとして日本のよさこいに招待されたチームもあります。
個人的には「ベトナムよさこい」と呼ばれるような、よさこいをベースにしながらもベトナムオリジナルなよさこいシーンを発展させてほしいと願っています。
Vietnam Yosakoi Festival 2021/ 公式Facebookページ
著者プロフィール
- ヨシヒロミウラ
ベトナムハノイ市在住。北海道江別市出身。武蔵大学経済学部経営学科卒業。2017年に国際交流基金日本語パートナーズとしてハノイに派遣。ベトナムの人々と社会に魅了されベトナム定住。現在進行形のベトナム事情を執筆。ベトナム情報ブログ「ベトナムの日本人」と北海道江別市の情報サイト「江別市民ニュース」も運営。ベトナムハノイ市の日本食ネットスーパー「アクルヒハノイネットスーパー」応援係。えべつ観光特使として北海道江別市の納豆をベトナムへ輸出コーディネイト。ベトナムと日本・北海道を繋げる。ツイッター @yoshihiro_x