ローマ教皇、退院後初めて公の場に...バチカンの日曜ミサで群衆祝福

ローマ教皇フランシスコ(88)は4月6日、予告なしで車椅子に乗ってサン・ピエトロ広場に登場し、群衆に語りかけた。同日、バチカンのサン・ピエトロ広場で撮影(2025年 ロイター/Remo Casilli)
ローマ教皇フランシスコ(88)は6日、予告なしで車椅子に乗ってサン・ピエトロ広場に登場し、群衆に語りかけた。
前回公式の場に姿を見せたのは、3月23日にローマの病院から退院した際の挨拶で、今回は退院後初となる。
教皇は6日、カトリック教会の聖年を祝うミサが終わった正午(1000GMT、日本時間午後7時)直前に広場の主祭壇の前に登場。群衆に手を振り「幸せな日曜日を。本当にありがとう」と笑顔で語りかけた。
鼻から細い管で酸素投与を受けている教皇の声は弱々しいながらも、前回発話が困難だった状況より力強かった。


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