最新記事
事件

車が爆発し、中から火だるまの男が...アムステルダム中心部で車両爆発事件、衝撃的な瞬間映像

Amsterdam Car Explosion: Videos Show Man on Fire After Incident

2025年4月5日(土)19時09分
シェイン・クラウチャー
アムステルダム中心部で車両爆発事件

封鎖された爆発事件の現場(4月3日) Paulo Amorim/Sipa USA via Reuters

<にぎわう広場で起きた車両爆発事件について警察は、運転手が自ら爆発を起こした疑いがあるとしている。現場では1週間前にも無差別刺傷事件が発生していた>

オランダの首都アムステルダム中心部の広場で、車両が爆発する事件が発生した。警察によると、運転手は自ら火をつけたと見られるという。現場で撮影された映像には、広場に入ってきた車が爆発し、その車内から身体に火がついた人物が転がり出てくる瞬間も収められている。

■【動画】閲覧注意:炎上する車から火だるまの男が...アムステルダム中心部で車両爆発事件が発生した瞬間映像

今回の事件の動機はまだ明らかになっていないが、警察は車を運転していた50歳のオランダ人の男を逮捕したと発表した。この場所では、1週間前にも5人が負傷する刺傷事件が起きており、テロとして捜査が行われている。

ソーシャルメディアに投稿された監視カメラの映像には、小型の赤い車が、人々で賑わうダム広場にゆっくりと入っていく様子が映っている。その後、車は停止し、車内で爆発が起きたと見られ、近くにいた人々は逃げ出した。

目撃者が撮影した別の映像には、炎上する車のそばで、体に火がついて衣服が焼け落ちた男が、よろめきながら歩き回り、その後消防隊員によって消火される生々しい様子が捉えられている。

アムステルダム警察は、「車両が炎上しているため」ダム広場を封鎖し、車の運転手が治療を受けていると発表した。警察はXの投稿で「火災の原因は依然として不明」とし、「運転手が自ら火をつけた疑いがある」と述べた。

展覧会
奈良国立博物館 特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」   鑑賞チケット5組10名様プレゼント
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国の対抗措置は大きな間違い、「負け戦になる」=米

ビジネス

米国株式市場・寄り付き=大幅反発、ダウ1100ドル

ビジネス

ECBなど欧州当局、金融機関や債券市場の監視強化 

ビジネス

中国首相に交渉通じた解決求める、米国との関税問題で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 5
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
  • 6
    これが中国の「スパイ船」...オーストラリア沖に出現…
  • 7
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 8
    反トランプのうねり、どこまで大きくなればアメリカ…
  • 9
    【クイズ】ペットとして、日本で1番人気の「犬種」は…
  • 10
    フジテレビが中居正広に対し損害賠償を請求すべき理由
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった...糖尿病を予防し、がんと闘う効果にも期待が
  • 4
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 5
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 6
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 7
    ロシア黒海艦隊をドローン襲撃...防空ミサイルを回避…
  • 8
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 9
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡…
  • 10
    紅茶をこよなく愛するイギリス人の僕がティーバッグ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中