最新記事
ネットで話題

公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出

Senior Dog With Pink Fur Rescued, Heartbreak Over What Microchip Reveals

2025年4月8日(火)21時00分
ジャック・ベレスフォード
ピンク色の老犬がひとりでさまよう公園...「マイクロチップの真実」に世界がざわつく maricopapets-Instagram

ピンク色の老犬がひとりでさまよう公園...「マイクロチップの真実」に世界がざわつく maricopapets-Instagram

<ピンク色の毛をまとって、公園をひとり歩いていた老犬。マイクロチップが示した現実に、多くの人が胸を打たれた>

アリゾナ州の公園で、ひとりさまようピンク色の毛をした老犬が発見された。そばに人間の姿はなかった。

「ルナ」と名付けられたその犬の特徴的なピンクの毛並みからは、これまで丁寧に世話されてきた様子がうかがえた。そして、マリコパ郡動物管理局が彼女の体内にマイクロチップを確認したことで、「きっと飼い主と再会できるはず」という期待が高まった──だが、その物語には思わぬ展開が待っていた。

【動画】派手なピンクの毛をした老犬が「ひとり」で発見され...その後の展開に驚きと涙

「ルナは3月20日、ワデルのホワイトタンク・マウンテン地域公園付近で野良犬として発見されたんです」とマリコパ郡動物管理局のキム・パウエル氏は本誌に語る。

ただし、ルナは「普通の野良犬」ではなかった。まず、毛並みは整えられており、プロによって染められたと思われる鮮やかなピンク色のコートをまとっていた。

「このピンクの毛はペット専用の安全な染料で、プロのグルーマーが施したもののようです」とパウエル氏。

そのため、施設側は「きっとどこかで飼い主が探しているはず」と希望を持っていた。加えて、彼女にはもうひとつの「手がかり」があった。

「マイクロチップが入っていたんです」とパウエル氏。「飼い主に連絡を取るために、電話、テキスト、手紙などあらゆる手段を試みました。さらに、彼女を見てすぐに『ルナだ』と気づいたグルーマーが、飼い主の連絡先を教えてくれました。でも、結局つながりませんでした」

ビジネス
栄養価の高い「どじょう」を休耕田で養殖し、来たるべき日本の食糧危機に立ち向かう
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

グリーンランドに「フリーダムシティ」構想、米ハイテ

ワールド

焦点:「化粧品と性玩具」の小包が連続爆発、欧州襲う

ワールド

米とウクライナ、鉱物資源アクセス巡り協議 打開困難

ビジネス

米国株式市場=反発、ダウ619ドル高 波乱続くとの
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプ関税大戦争
特集:トランプ関税大戦争
2025年4月15日号(4/ 8発売)

同盟国も敵対国もお構いなし。トランプ版「ガイアツ」は世界恐慌を招くのか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助けを求める目」とその結末
  • 2
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止するための戦い...膨れ上がった「腐敗」の実態
  • 3
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 4
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 5
    米ステルス戦闘機とロシア軍用機2機が「超近接飛行」…
  • 6
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク…
  • 7
    ノーベル経済学者すら「愚挙」と断じるトランプ関税.…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    コメ不足なのに「減反」をやめようとしない理由...政治…
  • 10
    逃げる犬をしつこく追い回す男...しかしその「理由」…
  • 1
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    凍える夜、ひとりで女性の家に現れた犬...見えた「助…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 9
    「やっぱり忘れてなかった」6カ月ぶりの再会に、犬が…
  • 10
    「吐きそうになった...」高速列車で前席のカップルが…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
  • 3
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の…
  • 6
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中