公園でひとり歩いていた老犬...毛に残された「ピンク色」に心打たれる人続出
Senior Dog With Pink Fur Rescued, Heartbreak Over What Microchip Reveals

ピンク色の老犬がひとりでさまよう公園...「マイクロチップの真実」に世界がざわつく maricopapets-Instagram
<ピンク色の毛をまとって、公園をひとり歩いていた老犬。マイクロチップが示した現実に、多くの人が胸を打たれた>
アリゾナ州の公園で、ひとりさまようピンク色の毛をした老犬が発見された。そばに人間の姿はなかった。
「ルナ」と名付けられたその犬の特徴的なピンクの毛並みからは、これまで丁寧に世話されてきた様子がうかがえた。そして、マリコパ郡動物管理局が彼女の体内にマイクロチップを確認したことで、「きっと飼い主と再会できるはず」という期待が高まった──だが、その物語には思わぬ展開が待っていた。
【動画】派手なピンクの毛をした老犬が「ひとり」で発見され...その後の展開に驚きと涙
「ルナは3月20日、ワデルのホワイトタンク・マウンテン地域公園付近で野良犬として発見されたんです」とマリコパ郡動物管理局のキム・パウエル氏は本誌に語る。
ただし、ルナは「普通の野良犬」ではなかった。まず、毛並みは整えられており、プロによって染められたと思われる鮮やかなピンク色のコートをまとっていた。
「このピンクの毛はペット専用の安全な染料で、プロのグルーマーが施したもののようです」とパウエル氏。
そのため、施設側は「きっとどこかで飼い主が探しているはず」と希望を持っていた。加えて、彼女にはもうひとつの「手がかり」があった。
「マイクロチップが入っていたんです」とパウエル氏。「飼い主に連絡を取るために、電話、テキスト、手紙などあらゆる手段を試みました。さらに、彼女を見てすぐに『ルナだ』と気づいたグルーマーが、飼い主の連絡先を教えてくれました。でも、結局つながりませんでした」