トランプ政権でついに「内ゲバ」が始まる...シグナルゲートは「MAGA哲学」逸脱者を追い出す好機?
Never One to Admit Fault
陰謀論まで持ち出して
多くの「MAGA哲学」信奉者にとって、ウォルツが間違った「J・G」をうっかり招待したのは、それほど重大なことではない。問題なのは、ウォルツの携帯電話にゴールドバーグの連絡先が登録されていたことだ。
外交政策に関して、ゴールドバーグは従来路線を徹底的に支持している。かつて、トランプが戦死した米軍兵士を「まぬけ」「負け犬」と呼んだという記事を執筆したこともあり、トランプにとって個人的な恨みを抱く相手でもある。
そのため、保身を図るウォルツが最優先すべきなのは、ゴールドバーグとの関係を否定することだった。ウォルツはトランプに、ゴールドバーグは知り合いではなく、知り合いになることもないと断言したという。
では、なぜ連絡先が登録されていたのか。ウォルツの「下級スタッフ」の仕業に違いないと、トランプは述べている。
これでも、まだばかばかしさが足りないのだろうか。ウォルツは3月25日に出演したFOXニュースの番組で、緊張し切った様子でこう釈明した。
「私は陰謀論者ではない。だがよりによって、ありとあらゆる嘘をついて大統領を中傷している男が、なぜか誰かの連絡先に追加され、グループチャットに入り込んだ」
Wow -- Mike Waltz on Fox News suggests Jeffrey Goldberg somehow schemed his way into the Signal group instead of just being invited by accident
— Aaron Rupar (@atrupar.com) 2025年3月26日 8:07
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「イーロン(・マスク)」と「テクノロジー通の人々」に問題を調査してもらうとも、ウォルツは語っている。