最新記事
航空

「空中でまさかの衝突」パリ五輪でも活躍の仏空軍のジェット機、美しい旋回の直後の「悲劇の瞬間」映像が話題に

Video Shows Military Pilots Ejecting After Aircraft Collision

2025年3月28日(金)17時25分
ジェナ・サンデル
フランス空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス(Patrouille de France)」

Natursports-shutterstock

<オリンピックの開会式でも活躍したフランス空軍のアクロバット飛行チームの演習訓練で事故が。垂直落下する機体と脱出を試みるパイロットの姿を複数のカメラが捉えていた>

フランスで空軍のジェット機2機が衝突する事故があり、2人のパイロットが脱出する映像がXに投稿された。

【動画】「空中でまさかの衝突」パリ五輪でも活躍の仏空軍のジェット機、美しい旋回の直後の「悲劇の瞬間」映像が話題に

サン紙の報道によると、3月25日午後3時40分ごろ、空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス(Patrouille de France)」のジェット機2機が、サン=ディジエでの演習訓練中に衝突した。

投稿された映像は、降下する機体と並んで落下するパイロットを捉えている。パイロットは地面に近づくとパラシュートを展開した。この事故を捉えた別の映像には、ジェット機が青、白、赤のスモークを噴出する様子も映っている。

フランス空軍は同紙に対し、2機のパイロットと同乗者1人は脱出して「意識のある状態で救助された」と説明した。セバスチャン・ルコルニュ軍事相も事故発生を確認し、救急隊が出動したとXに投稿。内務省と軍事省が連携して対応すると言い添えた。

サン紙によるとパイロットのうち1人は病院に搬送されており、ミラー紙は、ジェット機1機が貯蔵庫に墜落し、もう1機は運河に着陸したと報じている。事故原因は分かっていない。

展覧会
奈良国立博物館 特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」   鑑賞チケット5組10名様プレゼント
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=S&P・ナスダック上昇、トランプ関税

ワールド

USTR、一部の国に対する一律関税案策定 20%下

ビジネス

米自動車販売、第1四半期は増加 トランプ関税控えS

ビジネス

NY外為市場=円が上昇、米「相互関税」への警戒で安
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 2
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2人無事帰還
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 6
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 7
    「隠れたブラックホール」を見つける新手法、天文学…
  • 8
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 9
    【クイズ】2025年に最も多くのお金を失った「億万長…
  • 10
    トランプが再定義するアメリカの役割...米中ロ「三極…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「最大の戦果」...巡航ミサイル96発を破壊
  • 3
    800年前のペルーのミイラに刻まれた精緻すぎるタトゥーが解明される...「現代技術では不可能」
  • 4
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 7
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 8
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大…
  • 9
    「この巨大な線は何の影?」飛行機の窓から撮影され…
  • 10
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中