最新記事
アメリカ

【随時更新】トランプ2.0(1月29日の動き)

2025年1月30日(木)19時29分
トランプ

<2024年アメリカ合衆国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプが当選、4年ぶりの返り咲きを決めた。新政権の顔ぶれや政策、関係各国の対応など、第2次トランプ政権をめぐる動きを随時更新する>


【航空機事故】旅客機とブラックホーク・ヘリコプターがワシントンのレーガン空港付近で衝突

ワシントンD.C.のロナルド・レーガン・ナショナル空港付近で民間旅客機とブラックホーク軍用ヘリコプターが空中衝突し、水曜日の夜、航空交通は急速に停止を余儀なくされた。

【ライブ中継】

ジャーナリストのヤシャール・アリは水曜日の夜、X(旧ツイッター)への投稿で、連邦航空局(FAA)が 「CRJ700リージョナル航空機がワシントンのDCA空港でシコルスキー・ブラックホーク・ヘリコプターと空中衝突した 」ことを確認したと報告した。CNNも同様の情報を伝えている。

衝突した民間機はアメリカン航空で、おそらくカンザス州ウィチタ発と思われる。この墜落事故に関する死傷者数や追加情報は、発表時点では不明である。

衝突のニュースが流れる少し前、FAAの航空交通司令システム管制センターは、水曜日の夜、レーガン・ナショナル空港に対して、単に 「緊急事態 」ということで、「地上停止 」を発令した。

「DCAではすべての離着陸が停止している。救急隊員が飛行場での航空機事故に対応しています」と、レーガン空港のアカウントは東部時間水曜日午後9時12分にXに投稿した。「ターミナルは開いたままです。更新します。

同じ頃、D.C.消防救急局はXに次のように投稿した。"レーガン・ナショナル空港付近のポトマック川で小型機の墜落を確認。消防艇が現場にいる。

(DeepL.com(無料版)で翻訳)

【続報】「死者多数のもよう」
【続報】米旅客機空中衝突事故、生存者なしか トランプ氏は前政権を非難


【NW】連邦政府解体計画「プロジェクト2025」はやはり実在した」

<トランプは1月28日夜、連邦政府職員に「破格の早期退職」条件を通知、最終的に対象者の株は200万人とも言われる>

トランプ政権は連邦政府職員に異例の好条件を提示して早期退職に応じるよう呼びかけたが、提示された条件は「空約束」にすぎないと、民主党議員は警告している。

米労働統計局のデータによれば、連邦政府の職員(軍の人員を除く)は3万人前後。連邦政府のスリム化は、ドナルド・トランプ大統領が就任後に真っ先に取り組むと誓ってきた政策課題の1つだ。トランプが新設し、イーロン・マスクを共同トップに据えた政府効率化省(DOGE)は、政府支出の無駄をなくすため、大幅な人員削減に踏み切ろうとしている。

トランプはDOGEに、行政管理予算局(OMB)及び連邦人事管理局(OPM)と協力して、4月20日までに「効率性の改善と人員削減を通じて、連邦政府の規模を縮小する」計画をまとめるよう命じた。

続きはこちら

【「プロジェクト2025」の関連記事】
トランプの副大統領候補バンスは「連邦政府の解体」を提言する「プロジェクト2025」の信奉者?
バカげた閣僚人事にも「トランプの賢さ」が見える...今後を占う「6つのポイント」
ハンガリーの強権首相オルバンを「模範」と崇めるトランプ主義者のトンデモ構想


【速報】ディープシーク、米製半導体と米から「盗んだ」技術を利用=米商務長官候補

トランプ米大統領が次期商務長官に指名したハワード・ラトニック氏は29日、中国の新興企業ディープシークについて、米国から盗んだ技術や米国製の半導体を利用することで高性能の人工知能(AI)モデルを「極めて安く」開発できたと主張し、この問題に対処すると表明した。

続きはこちら


【速報】ディープシークのAIアプリ、正答率17% 米欧競合をほぼ下回る

中国の新興企業ディープシークの人工知能(AI)アプリは、ニュースや情報に関する正答率がわずか17%と、米オープンAIの「チャットGPT」やグーグルの「ジェミニ」など米欧の競合との比較では11アプリ中10位だったことが分かった。情報の信頼性評価を手がける米ニュースガードが29日公表した検証リポートから明らかになった。

続きはこちら


トランプ政権 最新ニュース&ニューズウィーク独自分析・解説

■ガザを「解体現場」にしたのはそもそも誰なのか?── イスラエル極右と同調するトランプにアラブの報い

イスラエル一辺倒でガザの人々を家畜同然に扱うなら、アメリカはアラブの反発を受けかねない

記事を読む

■トランプは、議事堂襲撃と大量恩赦でアメリカを2度殺した

トランプの大量恩赦は、アメリカの民主主義を汚物まみれにした大統領と暴徒たちを法で捌こうとた司法界や法執行機関、そして市民を愚弄する行為。

続きを読む

■トランプ新政権の看板AIインフラ事業で露呈した、マスクとアルトマンのAIウォーズ

イーロン・マスクの性格と、アルトマンとのライバル関係を考えれば、巨額プロジェクトが最初から危機に陥ることはわかったはずだが。

続きを読む

■プーチン大統領「戦時経済の歪み認識」「国内経済の逼迫」...交渉によるウクライナ終戦望む向きも

ロシアのプーチン大統領は同国の戦時経済の歪みに懸念を強めていると、5人の関係筋が匿名を条件にロイターに語った。

続きを読む


グラフィック「トランプ第1期政権からの世界情勢の推移」


【もっと読む】

トランプ政権2.0(1月28日の動き)
トランプ政権2.0(1月27日の動き)
トランプ政権2.0(1月26日の動き)
トランプ政権2.0(1月23日の動き)
トランプ政権2.0(1月22日の動き)
トランプ政権2.0(1月20日の動き)

20250311issue_cover150.png
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年3月11日号(3月4日発売)は「進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗」特集。ジャンルと時空を超えて世界を熱狂させる新時代ピアニスト、29歳の「軌跡」

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


キャリア
企業も働き手も幸せに...「期待以上のマッチング」を実現し続ける転職エージェントがしていること
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏がゼレンスキー氏を再び批判、「もっと感謝

ワールド

ウクライナは和平実現に実質外交、ゼレンスキー氏「米

ワールド

トランプ氏の和平への決意伝える、国務長官がチェコ外

ワールド

イスラエルがガザ南部攻撃、2人死亡 停戦合意の崩壊
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗
特集:進化し続ける天才ピアニスト 角野隼斗
2025年3月11日号(3/ 4発売)

ジャンルと時空を超えて世界を熱狂させる新時代ピアニストの「軌跡」を追う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 2
    「浅い」主張ばかり...伊藤詩織の映画『Black Box Diaries』論争に欠けている「本当の問題」
  • 3
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 4
    ニンジンが糖尿病の「予防と治療」に効果ある可能性…
  • 5
    バンス副大統領の『ヒルビリー・エレジー』が禁書に…
  • 6
    イーロン・マスクの急所を突け!最大ダメージを与え…
  • 7
    アメリカで牛肉さらに値上がりか...原因はトランプ政…
  • 8
    米ウクライナ首脳会談「決裂」...米国内の反応 「ト…
  • 9
    世界最低の韓国の出生率が、過去9年間で初めて「上昇…
  • 10
    生地越しにバストトップがあらわ、股間に銃...マドン…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    イーロン・マスクへの反発から、DOGEで働く匿名の天才技術者たちの身元を暴露する「Doxxing」が始まった
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    富裕層を知り尽くした辞めゴールドマンが「避けたほ…
  • 5
    ニンジンが糖尿病の「予防と治療」に効果ある可能性…
  • 6
    イーロン・マスクのDOGEからグーグルやアマゾン出身…
  • 7
    「絶対に太る!」7つの食事習慣、 なぜダイエットに…
  • 8
    東京の男子高校生と地方の女子の間のとてつもない教…
  • 9
    ボブ・ディランは不潔で嫌な奴、シャラメの演技は笑…
  • 10
    日本の大学「中国人急増」の、日本人が知らない深刻…
  • 1
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 5
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 6
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 7
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 8
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 9
    細胞を若返らせるカギが発見される...日本の研究チー…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中