北朝鮮軍がロシアで強くなるのは「決して座視しない」──駐英韓国大使
South Korea won't 'sit idle' over North Korean troops in Russia: Ambassador
また尹は韓国のウクライナ支援に関し、エネルギーや医療、教育機関向けの発電機など4億ドル相当の設備を提供していると説明。さらに20億ドル超の長期的支援の提供を計画しているとつけ加えた。
だが北朝鮮兵がロシアに向かい、その後ロシア軍の制服や装備を身につけているのが確認されて以降、韓国政府は殺傷能力のある兵器の支援について再検討に前向きな姿勢を示している。
韓国大統領府の関係者は10月、「段階的なシナリオの一環としてウクライナに防衛目的の兵器供与を検討するつもりであり、最終的には攻撃用兵器の供与も検討する可能性がある」と述べた。
尹汝哲は「大韓民国(韓国の正式名称)は同盟諸国と連携し、ウクライナが正義と恒久的な平和を確保するために必要な支援を提供していく」と述べた。
ウクライナのルステム・ウメロフ国防相は11月に入ってから韓国のメディアに対し、ウクライナ兵と北朝鮮兵の間で初めて「小規模な衝突」が発生したことを明らかにした。
ただし北朝鮮兵にどれだけの犠牲者が出たか、また何人の兵士が戦争捕虜になったかは確認できていないと述べていた。
「北朝鮮が独裁体制を維持するために自国民の命を顧みず、若い兵士たちを『使い捨て要員』にしていることは非常に遺憾だ」と尹は述べた。