トランプ前大統領の「耳の傷は幅2センチ」...断続的に出血も「順調に回復」と元主治医

トランプ前米政権で大統領主治医を務めた共和党のロニー・ジャクソン下院議員は20日、トランプ氏が銃撃で負った耳の傷について、順調に回復しているが、断続的に出血があるとし、聴力検査が必要になるかもしれないとの見方を示した。写真は17日撮影(2024年 ロイター/Callaghan O'hare)
トランプ前米政権で大統領主治医を務めた共和党のロニー・ジャクソン下院議員は20日、トランプ氏が銃撃で負った耳の傷について、順調に回復しているが、断続的に出血があるとし、聴力検査が必要になるかもしれないとの見方を示した。交流サイト(SNS)に投稿した。
銃弾は頭部から約6ミリ離れたところを通過し、右耳上部に当たったと説明。傷は幅が2センチほどで、軟骨表面に達していたと明らかにした。トランプ氏の負傷について、医療専門家による発言が公になるのは初めてとみられる。
「当初はかなり出血があり、耳の上部全体が腫れ上がった。腫れはその後治まり、適切に治癒し始めている」と語った。ジャクソン氏は事件以来、トランプ氏の傷を毎日診察し治療を行っているという。
縫合は必要なかったが「耳は血管が非常に多いため断続的な出血がまだ見られ、包帯が必要な状況」と指摘。「必要に応じて、総合的な聴力検査を含め、さらなる診察を受けることになる」と語った。
トランプ氏はペンシルベニア州で13日に開かれた集会で銃撃を受けた。翌週の共和党全国大会で大統領候補に正式に指名された。


アマゾンに飛びます
2025年4月29日号(4月22日発売)は「独占取材 カンボジア国際詐欺」特集。タイ・ミャンマーでの大摘発を経て焦点はカンボジアへ。政府と癒着した犯罪の巣窟に日本人の影
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら