ローマ教皇フランシスコに最後の別れ、大聖堂に弔問の列絶えず

4月24日、26日に行われるローマ教皇フランシスコの葬儀を前に、弔問客がサン・ピエトロ大聖堂に安置されている教皇の遺体に最後の別れを告げようと何時間にもわたり長蛇の列を作った。写真は弔問に訪れる信者ら。同日、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂で撮影(2025年 ロイター/Yara Nardi)
Joshua McElwee Giulia Segreti
[バチカン市国 24日 ロイター] - 26日に行われるローマ教皇フランシスコの葬儀を前に、弔問客が24日、サン・ピエトロ大聖堂に安置されている教皇の遺体に最後の別れを告げようと何時間にもわたり長蛇の列を作った。
弔問が始まった23日は翌日朝まで入場を受け付け、24日も午前7時に再開した。
米ニュージャージー州から夫婦で訪れたカトリック信者は「3時間半並んで、足が痛み疲れた。しかし教皇にお会いでき、疲労の中でも霊的な幸福に満たされる経験となった」と述べた。
ローマ在住の参列者は「素晴らしい教皇だった。まるで自分の一部を失ったようで、とても寂しくなる」と語った。
バチカン当局によると、この日は午後7時までに9万人以上が弔問に訪れた。