「プーチンはFSBにプリゴジンの暗殺を指示した」
Putin Assigned the FSB To Assassinate Prigozhin: Ukrainian Intelligence
一方、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務相は、ワグネルはアフリカにとどまるだろうと発言している。ロシアはワグネルのおかげで、アフリカの重要な鉱物や資源を入手できる状況にある。そのためワグネルは、ロシア政府にとって有益な存在であり、これからも国外でロシアの政策目的を果たし続ける、と専門家は考えている。ロシアにあるワグネルの拠点では、人員の募集が続けられている。
ブダノフは、ワグネルのキャンプが建設中とされるベラルーシで、プリゴジンとワグネルがウクライナに北から脅威をもたらすことはないと考えている。「なぜなら、ワグネルがベラルーシに再び大きな規模で駐留する計画はないからだ」
ブダノフは、ベラルーシの拠点は「後方支援を目的としたもの」だと言う。アフリカを中心とした「ワグネルの国外活動のために建設されている」。
プリゴジンが結んだ合意は、ロシア指導部にとって「時間稼ぎ」になったが、「プリゴジンの乱」によって、ロシアの権力基盤は「大きく揺るぎ、二度と元に戻ることはないだろう」。
(翻訳:ガリレオ)
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