最新記事

セキュリティ

用心すべき? 恋人のパスワード、多くの人が5回以内の突破に自信...米調査

2022年8月18日(木)18時56分
青葉やまと

回答者は平均で4つのよく使うパスワードを用意し、それらを使い回しているという。回答者の31%は、それらの限られたパスワードでさえ、よく使う1つのパスワードの末尾1字などを変えたバリエーションにすぎないと明かした。

最大で6つを使い回している人までを含めると、全体の約8割を占める。市販または一部OSに備わっているパスワード管理ツールを使えば、ランダムで安全なパスワードを無数に生成し、サービスごとに使い分けることが可能だ。しかし、多くの人はツール利用の一手間を嫌がってか、ごく少数のパスワードに依存している模様だ。

同一または似たパスワードを複数のサービスで利用することは、一般に推奨されない。万一特定のサイトからパスワードが流出した場合、本人が利用しているほかのサービスにも一挙に侵入されるおそれがあるためだ。

勝手にパスワードを詮索したりされたりしないという信頼関係がパートナーとのあいだに成り立っているのであれば、もちろんむやみに疑う必要はないだろう。だが、ネット上での漏洩リスクも考えると、やはり特定のパスワードの使い回しは避けた方が賢明のようだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米上院、航空機の安全対策法案を可決 管制官の増員な

ワールド

トランプ氏三男がフロリダ州代議員に、共和党全国大会

ビジネス

インタビュー:日銀は0.5%以上の利上げ想定、第1

ワールド

米化石燃料発電所の排出量規則、共和党系州司法長官ら
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必要な「プライベートジェット三昧」に非難の嵐

  • 2

    休養学の医学博士が解説「お風呂・温泉の健康術」楽しく疲れをとる方法

  • 3

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 4

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 5

    「少なくとも10年の禁固刑は覚悟すべき」「大谷はカ…

  • 6

    上半身裸の女性バックダンサーと「がっつりキス」...…

  • 7

    ロシア軍兵舎の不条理大量殺人、士気低下の果ての狂気

  • 8

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 9

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 10

    ウクライナ防空の切り札「機関銃ドローン」、米追加…

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 4

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 5

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 6

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 7

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 8

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 9

    「自然は残酷だ...」動物園でクマがカモの親子を捕食…

  • 10

    翼が生えた「天使」のような形に、トゲだらけの体表.…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中