イーロン・マスク、自家用ジェットで車10分の距離を頻繁に飛んで?批判うける
マスク氏は搭乗していなかったとの説も
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マスク氏は「5000ドル(約67万円)でこのアカウントを手放し、おかしな人たちが私を追跡しにくくなるよう協力してくれるというのはどうだろうか?」と持ちかけたが、運営者のスゥイーニー氏は上積みを要求。提示金額の10倍とテスラ・モデル3を求めたことで交渉は決裂した。
マスク氏は搭乗していなかったとの説も
マスク氏のプライベートジェットの5分間のフライトは、2021年に繰り返し発生していた。この傾向がいまになって注目されたことで、アメリカ各誌で報じられている。ただし、このフライトはマスク氏自身が搭乗していたものではなく、機体運用上のものだったとする観測もあるようだ。
米CNBCは、ホーソーン市営空港など小規模な空港では駐機料金が低く設定されているため、ロサンゼルス空港から機体を移動させるためのフライトだった可能性を報じている。
追跡アカウントを運営するスゥイーニー氏は、プライベートジェットの短時間利用を重ねているとの批判がある司会・モデルのキム・カーダシアンなどについても同様に、機体管理上のフライトが含まれている可能性を指摘している。これが事実であれば、飛行回数の多さや平均飛行時間の短さを指摘するヤード社の調査報告は、一部妥当性を欠いていることになりそうだ。
なお、マスク氏についてはこのほか、テキサス州に自家用空港を新設する動きが報じられている。航空情報サイトの米「シンプル・フライング」によると、自身が所有するテスラやスペースX、ザ・ボウリング・カンパニーなどの重役専用の私設空港を、いずれの会社施設にもアクセスのよい同州オースティンに建設する可能性があるという。
セレブのプライベートジェット愛用には批判が寄せられているが、今後ますます活発になってゆくのかもしれない。