アメリカのインフレ率が止まらない──最も深刻な都市はどこ?
2022年7月20日(水)13時13分
WILDPIXEL/ISTOCK
<40年ぶりに高水準の物価上昇。6月の消費者物価指数は前年の同じ月に比べて、9.1%上昇。今や10%を超える都市も倍増中>
アメリカのインフレが深刻度を増している。
米労働省が発表した6月の消費者物価指数は、前の年の同じ月に比べて9.1%も上昇。40年ぶりの高水準で、バイデン政権にとっては頭痛のタネだ。
といっても、アメリカ各地の都市では既に2桁のインフレ率は当たり前の光景になりつつある。
5月に2桁のインフレを記録したのはアトランタなど4都市だったが、6月にはシアトル、マイアミ、ヒューストン、ボルティモアが初めて10%を超え、計8都市に。
最もインフレ率が高いのはアラスカ都市部の12.4%。アメリカ本土ではアリゾナ州フェニックスの12.3%が最高だった。
アメリカの6月のインフレ率
9.1%
6月のインフレ率が10%を超えたアメリカの都市の数
8都市
全米最高となるアラスカ都市部のインフレ率
12.4%
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