最新記事

仕事術

意見の通し方から新人育成まで...「本の作り手」が推す旬のビジネス書5選

2022年7月21日(木)11時55分
flier編集部
会議での発言

jacoblund-iStock

<顧客を動かすわずか数文字の仕掛け、意見を通したい時のテクニック、新人を「最速」で一人前にする仕事術、などビジネスの現場で役立つ5冊>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。発行に携わった出版社の担当者たちが、それぞれの本のエッセンスやおすすめのポイントなどをご案内します(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

◇ ◇ ◇


会社員をしながら無理なく「起業」で稼ぐ

起業がうまくいった人は一年目に何をしたか?
 著者:新井一
 出版社:総合法令出版

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

日本政策金融公庫の2020年起業調査によると、会社員をしながら起業をする「パートタイム起業家」が増えているといいます。パートタイム起業家とは、会社員をしながら起業するスタイルで、稼働時間は1日平均約2時間。収入の補てんを目的にスタートする人が多く、中にはその収入で家計の約3割を賄っているという人も少なくありません。

しかし、起業に興味を持っているけれども、何から始めればいいのかわからないという人が多いのも事実です。

そんな時に読んでいただきたいのが本書です。著者は1万人以上を無理なく稼げる人に変えた起業のプロ。本書では会社員をやりながら、起業初心者がつまづいてしまうポイントを一つ一つ丁寧に解説します。また、同じように会社員をしながら起業に成功した人の事例も豊富に掲載されており、失敗の恐怖などの不安も本書を読むことで消えていくはずです。

起業前に必ず知っておきたい情報をギュッと詰め込んだ一冊です。
(総合法令出版 編集部)

わずか数文字で顧客の反応は大きく変わる

Webコピーライティングの新常識
 ザ・マイクロコピー

 著者:山本琢磨
 出版社:秀和システム

(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

購入ボタンの文字を「バッグに入れる」から「カートに入れる」に変えただけで購入率が80%以上もアップした!?

マイクロコピーとは、インターネット通販ページの購入ボタンや入力フォームに表記される文言など、極めて短い文字数のコピーのことを指します。

こうした、わずか数文字のコピーが実は顧客の反応率を大きく左右することは、 以前から海外の専門家の間ではよく知られ、研究されてきました。

例えば、米大統領選においてバラク・オバマ氏の陣営が、メールマガジンの登録数を増やすためにマイクロコピーを活用したという逸話もあります。

そうしたマイクロコピーの豊富な事例と研究成果をまとめたのが本書『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー[第2版]』です。

「国内唯一のマイクロコピー専門書」として支持されてきたロングセラーが、最新事例を元にリニューアルを果たしました。
(編集部 中野広記)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

マスク氏、近く政権離脱か トランプ氏が側近に明かす

ビジネス

欧州のインフレ低下、米関税措置で妨げられず=仏中銀

ワールド

米NSC報道官、ウォルツ補佐官を擁護 公務でのGメ

ワールド

トランプ政権、輸入缶ビールに25%関税賦課 アルミ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台になった遺跡で、映画そっくりの「聖杯」が発掘される
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 5
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 6
    イラン領空近くで飛行を繰り返す米爆撃機...迫り来る…
  • 7
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 8
    博士課程の奨学金受給者の約4割が留学生、問題は日…
  • 9
    【クイズ】アメリカの若者が「人生に求めるもの」ラ…
  • 10
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 5
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 6
    一体なぜ、子供の遺骨に「肉を削がれた痕」が?...中…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    現地人は下層労働者、給料も7分の1以下...友好国ニジ…
  • 9
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 10
    突然の痛風、原因は「贅沢」とは無縁の生活だった...…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 5
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 6
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 7
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 8
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中