米中間選挙へ向けてあの極右どもが戻ってくる
MTG Role Puts Milo Yiannopoulos' Pedophilia Remarks Back in Spotlight
ヤノプルスはどうやら、グリーンの主張する信念に一致するように、時間をかけて自らのイメージを修正してきたようだ。物議を醸すことの多い陰謀論者であるグリーンは、しばしばLGBTQ+コミュニティを激しく攻撃し、最近では、異性愛者が絶滅の危機にあるという根拠のない主張をしたあと、LGBTQ+の権利促進のためのプライド月間を「終わらせなければいけない」と発言した。
グリーンは2022年3月、黒人女性初の連邦最高裁判所判事に指名されたケタンジ・ブラウン・ジャクソンの指名承認公聴会において、民主党議員全体と一部の共和党議員に対し、小児性愛を容認しているとの非難を浴びせた。児童ポルノ関連の被告に言い渡した量刑が軽すぎると誤った批判を受けたジャクソンを、彼らが判事として承認したからだ。
グリーンは4月4日、「マカウスキ、コリンズ、ロムニー(訳注:いずれも共和党の上院議員)は小児性愛支持者だ」とツイートしている。「彼らはたったいま、#KBJ(ケタンジ・ブラウン・ジャクソン)に賛成票を投じた」
「すばらしい再生の物語」
ヤノプルスは、小児性愛を容認する発言が浮上したあと、公に「元ゲイ」と名乗るようになり、ゲイであることを依存症になぞらえた。以来、有害と言われる転向療法を治療法として復活させると誓っていた。2021年の「ライフサイトニュース」のインタビューでは、ゲイであることについて、次のように話していた。「アルコール依存症であるのを、(自分では)やめることはできない」
当時の夫(ふたりが現在も婚姻関係にあるのかは不明)については、次のように語った。「私が一緒に暮らしていた男性は、同居人に格下げされた。それは、私たちのどちらにとっても簡単なことではなかった」
報道によれば、グリーンは、ヤノプルス採用に伴う論争を受け入れているという。
グリーンは、マスコミに提供した声明のなかでこう語っている。「これで私のオフィスには、10代のときに聖職者にレイプされ、元ゲイで、ある時点であらゆる人を怒らせた後、主と教会に戻り、人生を改めたインターンがいるということだ。すばらしい物語だ!」
(翻訳:ガリレオ)