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欧州NATO外相、フィンランドとスウェーデン加盟の可能性を協議
米国務省高官は7日、フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟の可能性を巡り、今週ブリュッセルで開かれたNATO外相会合で協議されたと明らかにした。2021年10月撮影(2022年 ロイター/Pascal Rossignol)
米国務省高官は7日、今週ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)外相会合で、フィンランドとスウェーデンの加盟の可能性が協議されたと明らかにした。
高官は匿名を条件に、ブリンケン国務長官がフィンランドの外相と短時間会談したと記者団に説明。NATOの扉は引き続き開かれているが、加盟に関する決定はスウェーデンとフィンランド次第と述べた。
ロシアのウクライナ侵攻を契機に、フィンランドとスウェーデンは米国主導のNATOへの加盟を巡り検討を始めた。
フィンランドのハービスト外相は先に、NATO加盟に関する方針を数週間以内に明確にすると語った。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日、フィンランドとスウェーデンがNATOに加盟すれば、ロシアは独自の措置で「状況をリバランス」する必要があると述べた。
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