東京五輪でも米中「覇権争い」 金メダル競争は中国有利?
Can the US Beat China in Medals Race at Olympics? China Takes Early Lead
ロシアは今回、組織的なドーピング問題で受けた処分により、正式な選手団を送り出すことができなかった。一部の選手はROC(ロシアオリンピック委員会)の名の下で個人資格で参加しているが、ロシア国旗を使うことは認められていない。
ロシア勢の参加が少ないということは、他の国々にとってメダル獲得のチャンスが広がったことを意味する。
今大会、中国は射撃で5つのメダル、ウエイトリフティングで3つのメダルを獲得して幸先のいいスタートを切った。フェンシングやシンクロナイズドダイビング飛板飛び込みでも金メダル、テコンドーの男子68キロ級では銅メダルを獲得した。
中国には卓球や飛び込みといったお家芸があるほか、体操でもアメリカやROCを脅かしている。水泳や陸上競技でもメダルを狙う立場だ。
一方のアメリカは、男子バスケットボールや女子サッカーが黒星スタート。女子体操団体の予選でも主力選手のシモーネ・バイルズが振るわず2位となるなど、順調とは言いがたい。
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