最新記事

感染第3波

東京都27日のコロナ新規感染430人、前週比114.8% 重症者44人

2021年3月27日(土)21時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は27日、都内で新たに430人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。グラフは1月以降の新規陽性者数の推移。

東京都は27日、都内で新たに430人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

先週土曜20日の342人から88人も増加し、7日間移動平均の新規陽性者数では342.9人で前週比114.8%に増加。感染状況はリバウンドが加速している。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:17人(約4%)
10代:28人(約7%)
20代:107人(約25%)
30代:74人(約17%)
40代:56人(約13%)
50代:54人(約13%)
60代:32人(約7%)
70代:35人(約8%)
80代:17人(約4%)
90代:10人(約2%)
となっている。また65歳以上の高齢者は70人となっており、全体の16%を占めている。

また、重症者は前日の45人に対して44人となっている。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は119,661人となった。

モニタリング会議「人流が増加すれば、第3波を超える感染拡大も」

こうしたなか、東京都は25日午後、感染症モニタリング会議を開催。緊急事態宣言の解除後に人流が増加しており、新規陽性者数の増加が続いていると分析。感染状況と医療提供体制の警戒レベルをいずれも最高レベルを維持した。

モニタリング会議で専門家は、感染状況について「緊急事態宣言が 解除され、人の流れはさらに増えている。急激な再拡大を避けるためには、制限緩和による影響を十分に確認しながら段階的に対策を講じる必要がある。第3波では、クリスマスや忘年会等の行事から感染拡大する例が見られた。卒業や人事異動の季節を迎え、歓送迎会や卒業パーティー等を通じての感染拡大に対する十分な警戒が必要である」と報告。

また「第2波では、新規陽性者数の7日間平均がピーク時の 346人から十分に減少せず、約 150〜200 人の間で 増減を繰り返した後、急激に感染が拡大して第3波を迎えた。今回は 250人を下回らずに推移し、増加に転じている。今後、第3波を超えるような経過をたどることが危惧される」とリバウンドから第4波へつながることへの危機感を示した。

一方、医療提供体制については、入院患者が24日時点で1371人となり、先週の1270人から増加傾向にあること。また重症患者数は新たな発生も続き、横ばいで推移していることなどから専門家は「通常の医療も含めた医療提供体制は、長期間にわたり厳しい状況が続いている。今一度、実効性のある感染防止対策を徹底し、重症化リスクの高い高齢者層の新規陽性者数を減らすことが重要である」と分析した。

小池知事は「今、何よりも重要なのはリバウンドの防止。都民および事業者の皆さんにはあらためて感染防止策の徹底をお願いしたい。今はリバウンド防止期間中です。あらためて感染防止の対策を徹底していただきたい」と新規感染の押さえ込みを呼びかけた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トルコ外相、イスラエルのシリア攻撃を批判 「地域の

ビジネス

米関税「予想上回る」、物価高と成長鈍化の恐れ 不確

ワールド

原油先物7%急落、約3年ぶり安値で清算 中国が報復

ビジネス

トランプ氏、TikTok米事業売却期限をさらに75
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:引きこもるアメリカ
特集:引きこもるアメリカ
2025年4月 8日号(4/ 1発売)

トランプ外交で見捨てられ、ロシアの攻撃リスクにさらされるヨーロッパは日本にとって他人事なのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世界が感動
  • 2
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描かれていた?
  • 3
    「最後の1杯」は何時までならOKか?...コーヒーと睡眠の「正しい関係」【最新研究】
  • 4
    テスラが陥った深刻な販売不振...積極プロモも空振り…
  • 5
    大使館にも門前払いされ、一時は物乞いに...ロシア軍…
  • 6
    【クイズ】日本の輸出品で2番目に多いものは何?
  • 7
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
  • 8
    地球の自転で発電する方法が実証される──「究極のク…
  • 9
    アメリカで「最古の銃」発見...いったい誰が何のため…
  • 10
    4分の3が未知の「海の底」には何がある? NASAと仏…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?
  • 2
    自らの醜悪さを晒すだけ...ジブリ風AIイラストに「大はしゃぎ」する人に共通する点とは?
  • 3
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 4
    ひとりで海にいた犬...首輪に書かれた「ひと言」に世…
  • 5
    ロシア空軍基地へのドローン攻撃で、ウクライナが「…
  • 6
    ガムから有害物質が体内に取り込まれている...研究者…
  • 7
    8日の予定が286日間に...「長すぎた宇宙旅行」から2…
  • 8
    磯遊びでは「注意が必要」...6歳の少年が「思わぬ生…
  • 9
    あまりにも似てる...『インディ・ジョーンズ』の舞台…
  • 10
    5万年以上も前の人類最古の「物語の絵」...何が描か…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 7
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 8
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中