最新記事
メディアドイツでも中国国営TVの放送停止 欧州全域に波及も
英通信大手ボーダフォンのドイツ法人は12日、自社のケーブルテレビサービスで中国国際テレビ(CGTN)の視聴を停止すると明らかにした。写真は2013年9月撮影(2021年 ロイター/Ina Fassbender)
英通信大手ボーダフォンのドイツ法人は12日、自社のケーブルテレビサービスで中国国際テレビ(CGTN)の視聴を停止すると明らかにした。
ボーダフォン独法人は、有効な放送免許がないと説明した。
英放送通信庁(Ofcom)は4日、国営CGTNの放送免許を取り消したと発表。調査の結果、中国共産党が番組の最終的な編集権を握っていることが結論付けられ、英放送法に反すると述べた
これに対し、中国の放送行政を担う国家広播電視総局は12日、英BBCの中国国内での放送を禁止。香港でも、公共ラジオ放送の香港電台(RTHK)がBBCからの中継放送を12日から一時停止すると発表した。
独ノルトライン・ヴェストファーレン州のスポークスマンによると、同国では英免許に基づきCGTNが放送されていたが、英国も加盟する放送に関する欧州の協定では免許が他国にも適用されるため、CGTNは域内全域で放送停止を迫られる可能性がある。
【話題の記事】
・オーストラリアの島を買って住民の立ち入りを禁じた中国企業に怨嗟の声
・反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路
→→→【2021年最新 証券会社ランキング】
2024年11月26日号(11月19日発売)は「超解説 トランプ2.0」特集。電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること。[PLUS]驚きの閣僚リスト/分野別米投資ガイド
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら