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感染第3波東京都13日の新型コロナ新規感染369人、重症者104人 7日間移動平均陽性者400人下回る
東京都は13日、都内で新たに369人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。7日間移動平均陽性者数は388.3人で11月20日以来895日ぶりに400人を下回った。
この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:15人(約4%)
10代:21人(約6%)
20代:63人(約17%)
30代:62人(約17%)
40代:44人(約12%)
50代:55人(約15%)
60代:31人(約8%)
70代:29人(約8%)
80代:37人(約10%)
90代:12人(約3%)
となっている。また65歳以上の高齢者は92人となっており、全体の25%を占めている。
また、重症者は前日の102人に対して2人増えて104人となっている。
これで東京都内で確認された陽性者の累計は106,134人となった。
新規陽性者が減少傾向に転じたことから、医療提供体制のひっ迫を受けて増加していた自宅療養者と入院・療養等調整中も減少しており、自宅療養者は1,271人、入院・療養等調整中も1,070人となっている。
またPCR検査などでの陽性率も1月7日の14.5%から徐々に下がりはじめており、7日間移動平均値をもとに算出した12日の数値は5.0%にまで低下している。
小池知事「緊急事態宣言以降、昼間の人口は増加」
こうしたなか、12日午後、定例の記者会見で小池知事は「夜間の滞留人口については大きく下がっている一方、昼間人口は減少どころか、緊急事態宣言以降増加しており、特にランチ時間帯はその傾向が顕著になっている。夜間だけではなく昼間も休日も徹底して外出の自粛をお願いしたい」と感染対策の徹底を求めた。
また新規陽性者が減少するなかで緊急事態宣言の解除については「「宣言解除」という話題が出ると、それを聞いて人流が増加に転じる。そういうアナウンスメント効果についても留意いただきたいと思っている。また、取組の手をここで緩めることは結局、また元に戻って、これまでの努力が水泡に帰してしまう。そのようなことには絶対にしたくないと皆さん思っておられるだろう。だから、今ひとつの協力をよろしくお願いしたい」と述べて、緊急事態宣言の解除についてはまだ先になると語った。
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