東京都27日の新型コロナ新規感染973人 重症者は159人に再増加
東京都は27日、都内で新たに973人の新型コロナウイルス陽性者が確認され、重症者は11人も増え159人となったと発表した。
東京都は27日、都内で新たに973人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。
この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:23人(約2%)
10代:42人(約4%)
20代:193人(約20%)
30代:160人(約16%)
40代:144人(約15%)
50代:146人(約15%)
60代:87人(約9%)
70代:78人(約8%)
80代:77人(約8%)
90代:19人(約2%)
100歳以上4人(約0.41%)
となっている。また65歳以上の高齢者は217人となっており、全体の22%を占めている。
一方、重症者は前日の148人に対して11人も増えて159人で、過去2番目の多さとなっている。重症者の内訳を確認すると、70代以上が半数以上を占めており、高齢者が増加していることが懸念される状況だ。
これで1月に入って都内で確認された陽性者の合計は34,062人と3万人を突破。また累計では96,507人となった。
新規陽性者がピークアウトしつつあることから、医療提供体制のひっ迫を受けて増加していた自宅療養者と入院・療養等調整中も減少しつつある。自宅療養者は7,510人で15日ぶりに8,000人を下回り、入院・療養等調整中も5,568人となっている。
一方で、PCR検査などでの陽性率は1月7日の14.5%から徐々に下がりはじめており、7日間移動平均値をもとに算出した25日の数値は8.9%にまで低下している。1月8日から2月7日までの緊急事態宣言も折り返し地点にきており、今後どこまで新規陽性者が低下するか注目される。