年明けのアメリカを待ち受けるコロナ「暗黒」フェーズ
US Sees Busiest Day of Airport Travel Since Pandemic Began as One Million Screened by TSA
次期バイデン政権でCDC所長を務めるロシェル・ワレンスキー医師も、アメリカを「暗黒」の日々が待ち受けていると語った。
20日にCNNキャスターのジョン・バーマンのインタビューに応じたワレンスキーは、「1月21日にはさらに事態が悪化し、暗黒の日々を迎えるだろう。現状でもアメリカは暗黒の局面を見ているが、クリスマスと新年の休暇シーズンの後にはさらに死亡者数、感染者数が増加する。その状態は1月末頃まで続く」と語った。
CDCは「冬の休暇を最も安全に過ごす方法は、家で同居家族と過ごすことだ」と、クリスマス前後の移動を避けるよう呼び掛けた。
CDCのウェブサイトは「同居していない家族や友人と会うために旅行したり集まったりすると、新型コロナやインフルエンザにかかったり広めたりすることに繋がる」と注意喚起している。
ジョンズ・ホプキンズ大学のまとめによると、アメリカの新型コロナの感染者数はこれまでの合計で1860万人を超え、死亡者数は32万9022人に達している。